まずは、妊娠生活お疲れ様でした。
そしてご出産おめでとうございます。
さて、この記事では帝王切開で出産された方が体型戻しは、どうしたら良いのか。
妊娠中に体重が増え過ぎてしまったけど激やせ出来るのか?
など帝王切開で出産された方への産後の痩せ方についてお伝えしていきます。
私も帝王切開で、二人出産しました。
産後の体型戻しは、普通分娩の人とこんなに違うのか!と友人の話を聞いて、とても驚いた事があります。
ぜひこの記事を読んで帝王切開で出産した方に私の体験もふまえて、参考になれば幸いです。
目次
帝王切開と自然分娩では、産後に違いがある?
自然分娩では赤ちゃんが骨盤の中の産道を通り膣から出てくるのに対して、帝王切開ではお母さんのお腹と子宮にメスを入れて手術によって赤ちゃんが出てきます。
どちらも一般的なお産の方法で、妊娠中にうける体の変化や産後直後の体へのダメージはほとんど変わりません。
赤ちゃんが出てきた感動や愛情は、どちらも一緒だと言えます。
しかし産後の入院期間は、帝王切開の方が長く設けられています。
それは手術によって子宮に傷をつけている為、感染症を起こさないかなど経過観察が必要になる為です。
その為退院してからも、自宅でもしっかりとケアが必要です。
1か月健診までは、赤ちゃんのお世話以外なるべく身体を動かさないようにしましょう。
この時期は産褥期といい、妊娠で大きくなった子宮を徐々に戻していく時期です。無理して動くとストレスがかかり子宮の戻りが遅くなってしまい、帝王切開の傷の痛みも強くなってしまいます。
無理なく、ゆっくりを心がけましょう。
この時期に出来る事は、妊娠中に飲んでいたサプリメントを飲む事です。
妊娠中に葉酸のサプリメントを飲んでいましたか?
または、健診の時にサンプルをもらいませんでしたか?
葉酸にはビタミンB12との共同作業で骨髄の中で赤血球を作る働きがあり、
さらに葉酸自体に細胞増殖の働きとタンパク質を再合成する効果があり、子宮の傷の回復を促します。
また新陳代謝を上げる効果が期待出来るのが酵素ドリンクや酵素サプリです。
新陳代謝を上げる事で、お腹の傷の回復を促します。
私も1人目出産の時は、サプリメントの事を知らなかったんですが、2人目の時に知って退院後に飲んでいました。
1人目の時は、退院後2か月くらい傷の引っ張られる感じが残ったのと、貧血で倒れてしまった事がありました。
しかし2人目の時にサプリメントを飲んでたら、退院後2週間くらいで腹部の不快感がなくなり、貧血でフラフラする事もなかったのでとてもおすすめです!!
自然分娩との違いは、お腹の傷のケアが必要になり、傷の痛みと向き合う事です。
私は傷をかばうような下着やワンピースなどを着ていましたが、同時期に自然分娩した友人は、ジーパンなどのズボンを履いていて驚きました。
いつから運動していいの?
1か月健診が終わり、かかりつけ医からの許可がおりたら徐々に身体を動かして行きましょう。
いきなり過度な運動をすると筋肉痛になりかねません。
まずは、骨盤の位置を正常に戻していきましょう。
帝王切開で出産した場合、骨盤は緩んでいないと思っている人が多いです。
ですがそんなことはなく、妊娠初期の状態から”リラキシン”というホルモンが分泌され、骨盤周辺の靭帯が緩みます。
そのため、普通分娩でも帝王切開でも妊娠している人の骨盤は歪みやすいです。
お腹周りの筋肉が弱くなると骨盤を支える力が低下し、どんどん歪みが進みます。
なので普通分娩で出産された方も、帝王切開で出産された方も骨盤矯正をして骨盤を正しい位置に戻してあげる必要があります。
帝王切開後でも使える骨盤ベルトが市販されているので、ご自身にあったものを使うとよいでしょう。
骨盤の位置を戻す事によって新陳代謝もよくなり妊娠前の体力に戻る近道です。
産後1か月ころから骨盤のケアをはじめて、運動出来る身体にしていきましょう。
赤ちゃんと一緒に外に出てみましょう
産後2か月から、赤ちゃんと一緒に外に出られるようになります。
晴れた日に近くの公園やスーパーなど出かけ歩いてみましょう。
散歩に行く時には次の事に気をつけてみましょう。
① 毎日続けられる為に、近場ですぐ帰って来れる場所を選ぶ
赤ちゃんの荷物を持っていかないといけない距離だと、準備が大変になって続きません。
気が向いた時、赤ちゃんの機嫌が良い時に、サッと出かけられる範囲にしておきましょう。
② 歩く時は、 お尻と太ももの内側の筋肉を意識する。
ただ歩くだけだと効果が出にくいです、少し大股で歩いてみましょう。
③ 水分補給
自宅から飲み物を持って行くといいでしょう。
赤ちゃんとの散歩に慣れてきたらベビースイミングをおすすめします。
スクールにもよりますが、だいたい生後6か月くらいから体験出来ます。
赤ちゃんが楽しんでくれるのはもちろん!ママもプールの中での歩行は、有酸素運動を効率的に行える為、効果が期待出来ます!
食事制限は、どうするの?
産後の食事制限は、やめた方が良いです。
栄養のバランスが悪くなる可能性があり、育児で体力も使うため体調を崩しかねません。
制限するのでは、なくバランスよくしっかり食べましょう。
特に産後、不足しがちなのが、
鉄分、タンパク質、亜鉛、カルシウムがあげられます。
なかでも亜鉛は、産後の抜け毛に悩むママには積極的にとりたい栄養で、うなぎ、するめ、牡蠣(かき)、牛肉、豚肉、レバーなどにも多く含まれます。
まとめ
① 帝王切開の傷をなるべく早く治すためにも、出来る限り安静に過ごして、サプリメントを活用しましょう。
② 骨盤修正をして、運動しても効率よく効果が得られる身体にしていきましょう。
③ 赤ちゃんと一緒に出かけてみましょう。
久々の外出です。無理をしない程度に親子で楽しめる時間を過ごして下さい。有酸素運動を意識しましょう。
④ 産後の身体には、不足している栄養素がたくさんあります。無理な食事制限は、貧血や怪我の原因にもなります。食事制限では、なくバランスの良い食事をしっかり食べましょう
私は、2人帝王切開で出産しました。
1人目の時は、知らない事が多くずっと家に引きこもっていました。
ほとんど散歩とかしなかったと思います。
でも2人目の出産の時に引きこもっていたのは、体調が悪かったんだと気付かされました。
1人目の時に知っていたら、もっと体型戻しが劇的に違ったとおもいます。
帝王切開では自然分娩と違い、お腹の傷をケアしなくてはならないのと、退院後は痛みから上手く身体を動かす事が出来ずにストレスが溜り、不安に思う事もあると思います。
しかし、出来る事からはじめれば回復を早め、体型戻しにもつながっていきます。
まずは、出産を頑張った【自分】を労わってください。
無理をせずに、お腹の傷に痛みがなくなってから運動をはじめてみましょう。
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