ダイエットをするなら、簡単に、効率よく体脂肪が落とせたらいいなと思いませんか?
体脂肪を落とす事で誰もが真っ先に考える事が”運動しないと”これが浮かぶと思います。
そうと分かってはいても、誰しも長い時間運動したい!とは思わないですよね。
私自身も家で寝転がって、スマホゲームをしたりYouTube観ながら楽に痩せられたらいいのに、と日々考えています。寝てる間に勝手に痩せてくれたらとても効率がいいですよね。
そんな願い、実は叶える方法がありました。
それがストレッチです。
今回はとにかく効率よく痩せたいと願ってる方の為に、元某有名企業のパーソナルトレーナーが教えるお家で簡単に出来る、体脂肪がみるみる落ちるストレッチをお伝えしていきます。
1、ストレッチの効果
■自律神経が正常に働く
体脂肪を落とす際には自律神経の働きが重要になってきます。
私は元ジムトレーナーなのですが、受け持ったお客様の中で、筋トレをしっかりして、極端な食事制限をしても、稀に体重が全く変動しない方が居ました。
どんなに有酸素を取り入れても落ちても水分量であろう1㎏だけ。
この方は自律神経の乱れが原因で体脂肪が落ちていませんでした。
自律神経は交感神経、副交感神経、二つの神経のバランスを取る事で、簡単に言うと体の調子を無意識に整えてくれる作用があります。
このバランスが整うと血流が良くなり、老廃物を排出しやすく、代謝がアップします。
この自律神経を整えるのにストレッチが有効になってきます。
寝る前に軽く5分ほど体を伸ばすだけで痩せやすい体になっていきます。
■血行促進
ストレッチで大きく効果を感じられるのが血行促進です。
例えば、日中は同じ体制で仕事を行う方が多いと思います。そうなると夕方にはふくらはぎは浮腫みでパンパン、靴もなんだか朝よりもきつくなってますよね。
それを放置して寝てしまうと次の日、多少は睡眠によって改善されるものの、持ち越されたように足が形状維持されるかのようにどんどん太くなってしまいます。
その状況を、ストレッチを行って血行が促進される事で、浮腫みの改善がされ、結果的に足回りがスッキリしていきます。
また、運動やトレーニング後に行うことで、体内に溜まった疲労物質である乳酸も排出されやすくなり、疲労回復効果にも期待が出来ます。
■柔軟性を高めて可動域を広げる
可動域は聞きなじみのない言葉かと思いますが、これは体の各関節の運動できる範囲又は角度のことです。
可動域が広がるとそれだけ筋肉の収縮幅が広がり、結果的に運動効率がアップします。
また、徐々に広げる事で怪我のしにくい体になります。
可動域の広さで言うと、元プロ野球選手のイチローさんが有名です。
彼は試合前、試合後にしっかりストレッチをする事で28年間と言う長い現役時代を怪我無くプレーして終えました。
ダイエットと離れてるかと一見思いますが、日常生活の中でも股関節や足首の可動域が増える事だけでも運動効率がアップして痩せやすい体になります。
2、動的ストレッチと静的ストレッチ
ストレッチには大きく分けて二種類あります。
体を複数方向に、時に反動をつけながら伸ばしていく動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)、そして伸ばしたい箇所の一定方向を伸ばす静的ストレッチです。
■動的ストレッチ
動的ストレッチはトレーニング前に行い、筋肉の柔軟性を高め、上で述べた可動域を広げる事が主な目的です。
ダイエットで筋トレが良いから、と言って始めても始めのうちはどこに効いているか分からず、例えばお尻に効かせたと思ってスクワットを行っていても、なんだか前腿ばかり辛くなってくると言う方が多いと思います。
私自身も最初スクワットをした時、お尻に効く!お尻に効かせる!と言われてもどうしても前腿ばっかり使ってしまい、結果的にぷっくり前張りの強い、短距離選手のような足が出来上がってしまいとても悲しくなった経験があります。
私の場合、股関節が胡坐がかけないほど固い事が原因でした。
そんな時に役に立ったのがこの筋肉を動かせるようにするのが動的ストレッチです。
動画では股関節周りですが、足首が固い事が原因であったり、猫背になりすぎて背中が固い事が原因である事もあります。
ストレッチをやるようになると自分でなんとなくここが固いと言うのが分かってくるのでぜひ自分に合う動的ストレッチを発見して、効率よく体脂肪を落として行きましょう!
■静的ストレッチ
静的ストレッチは可動域の向上と老廃物の排出を促す事を目的としていて、自律神経の働きを正常にしたり、血流をアップさせる効果があります。
いくら運動しても血流が悪くて、脂肪が体内に蓄積されたままだと意味がないですよね。
そんな時に役立つのはトレーニング後や睡眠前に行う静的ストレッチです。
このストレッチを取り入れた事で私は寝る前の体重と朝一の体重が最高で1㎏落ちました。(多分寝ている間に浮腫みが一気に改善されたのだと思います。)
疲労回復効果もあるので、目覚めもスッキリし、何より大幅に体脂肪が落ちる効果を感じる事が出来ます。
また、疲労回復や浮腫みの改善だけでなく、就寝前にコリをほぐす事で副交感神経が優位になり、入眠しやすく。ぐっすり眠ることでアンチエイジング効果のある成長ホルモンの分泌も期待できます。
ダイエットだけでなく、お肌も一緒に綺麗になれてモチベーションアップ間違いなしです。
まとめ
・動的ストレッチでトレーニング前に効果的に運動効率をアップして代謝をアップしていきましょう!
・静的ストレッチで寝てるだけで勝手に痩せる体を作っていきましょう!
最後に
ダイエットの為に頑張って筋トレをして、食事制限をしても体脂肪が落ちなかったら元も子もないですよね。
ストレッチをする事で今までやってきた努力が2倍、3倍に加速して体脂肪が効率よく落とせます。
私は10分ストレッチするのすらめんどくさかったので、3分から出来るものを探して徐々に習慣付けて痩せやすい体を作って行きました。自分の生活に合うストレッチで、寝るだけで痩せる体を作っていきましょう!
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