体に悪いと分かりつつも、つい食べたくなってしまうお菓子。子どものころは親が管理してくれたけど、大人になった今は自分でコントロールしなければいけません。
私も子どもには「お菓子食べ過ぎちゃダメ!」っていうのに、家に一人でいる時はついつい食べ過ぎてました。
我慢しても、そんな時は反動でよけいに食べてしまい、自分の意志の弱さに情けなくなっていました。
ストレスなくお菓子をやめたいと悩んでいた私ですが、ちょっと意識を変えるだけでかなりお菓子を食べる量が少なくなってきたんです。
実は、お菓子をやめられないというのは、理由があります。意思の強さや弱さと関係ありません。
私がどのようにしてお菓子をやめていったのか、意識した点をご紹介しますね。
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お菓子が食べたくなる理由
まず、最初にお話したいのは、甘いお菓子に含まれてる糖質には依存性があるという事。【依存性】と聞くと、ちょっと怖いですよね。
糖質をとると脳が快感を得て、ドーパミンの分泌を促します。このドーパミン、やる気が出たり元気な気持ちになれるホルモンなのですが、効果は長く続きません。
効果が続かないから、もっと食べたいって思ってしまうんですね。
疲れたからチョコひとくち•••なんて思っていたのに、気付けばひと箱全部食べてしまっていた。なんて事はありませんか? 私はしょっちゅうでした。
ドーパミンの効果は長くないから、元気な気分は続かないんです。するとさらに脳は快楽を得ようと、またお菓子のような甘いものが欲しくなってしまいます。
これって、タバコをやめたくてもやめられないのと同じ状況なのだそうです。お菓子ばかり食べるのをやめたいと思っても、なかなか変えられないのは無理もありません。
自分の意志でどうにか出来るものではないというのも頷けますが、では実際食べ過ぎると体にどんな変化が起こるのか気になってしまいます。
食べ過ぎるとどうなる?
お菓子の取り過ぎはよくないと分かっているけど、なぜよくないのか?
一番最初に思いつく理由は血糖値が上がるからだと思います。糖質が多いと血糖値は緩やかな上昇ではなく急上昇します。
すると体は血糖値を下げようとして、インスリンというホルモンを分泌します。
インスリンが血糖値を急降下させると、血糖をあげようとまた甘いものが欲しくなるようになってしまう。
まさしく負のループです。
お菓子を食べている時は幸せだしなんだか元気が出る気分がするのに、よけいイライラしたり疲れを感じた事ってありませんか?
私は、お菓子を食べ過ぎた罪悪感と、疲れきってるからお菓子を食べてもしんどいんだって思っていたんですね。
でも実はそうではなかったんです。
インスリンというホルモンのために急に血糖値が下がると【低血糖】を起こしてしまうからなんです。
この低血糖で現れる症状が、イライラや疲労感です。
なんとかお菓子ばかり食べる状況を変えたいけど、自分の意志でコントロールが難しい。では、どうすればいいのでしょうか?
食べないためにどうすればいい?
一番シンプルなのは、ズバリ食べない事です。
疲れた時についチョコに手が伸びてしまう、、その気持ち本当によく分かります!!
私なんて記事をひとつ書くたびに、自分へご褒美~なんて言い訳しながら、チョコひと箱食べてたくらいです(笑)。
でも、最初のひとくちを食べないことで
甘いものを食べる➡血糖値が急上昇➡インスリンが分泌される➡血糖値が急降下
➡低血糖の症状が出る➡もっと甘いものが食べたくなる
という、負のループを避ける事が出来ます。
もう二度と食べるもんか‼と決心する方法はおススメしません(笑)。よけい食べたくなってしまいますからね。
方法は、お菓子を食べない日を作るんです。私は3日食べないと決めて実行しました。4日目には食べられると思うと乗り切る事が出来ました。
理想は一週間お菓子を食べないようにするといいのですが、私には高すぎるハードルでした(笑)。
考えてみれば、本当にお菓子を食べたいというよりも、テレビを見る時口が寂しいとか、コーヒーと一緒に食べようとか、お菓子を食べる事が日常生活の一部になってしまっていた事に気づかされました。
3日という短い間でも、やっぱりお菓子を食べたい時ってありました。そんな時は軽い運動をしたり、歯を磨いたりして気分を紛らわせました。
たった3日ですが、嬉しい変化は他にもあったんです。
依存改善で得られるメリット
体重の変化はないものの、体がスッキリした気がします。ベタつきと吹き出物が気になっていたお肌の調子もよくなりました。
血糖値の急上昇と急降下がなかったためか、イライラせず穏やかに過ごせたのは嬉しかったです。
ビタミンBは心の安定ビタミンとも呼ばれていますが、糖質をとることでこのビタミンBが消費されてしまうんです。
必要以上に糖質をとらなかったから、心の安定感が保たれたのだと思います。
血糖値も心も安定しているおかげで、夜もぐっすり眠れました。
意識の上でも変化はあったんです。お菓子を食べる前に、(本当に今私はお菓子を食べたいのかな)って考えるようになりました。
本当に食べたい時は迷いなく食べます(笑)。でも実は、口が寂しいだけということの方が多かったんです。その時は他の事をして気を紛らわせたので、お菓子を食べる量は減りました。
想像より多くのメリットがあったので、次は7日間のお菓子抜きに挑戦します!
まとめ
●お菓子を食べたくなるのは、糖質に依存性があるから。
●お菓子がやめられない理由に、意思の弱さは関係ない。
●お菓子を食べ過ぎたせいで感じるイライラや疲労は、低血糖を起こしているのかも。
●お菓子の量を減らすのではなく、食べない日を作る
疲れてイライラするからお菓子を食べていた私は、お菓子を食べ過ぎたせいでよけい疲れてイライラするなんて、考えたこともありませんでした。
心を安定させ、さらにお菓子を食べたいという欲求にも、上手にコントロール出来る人が、素敵な大人だと思いませんか?
お菓子ばかり食べてしまうのを何とかしたいと悩んでる方!ぜひ一度数日お菓子を抜いてみて下さい。
大丈夫です!! 食いしん坊な私でも、大好きなお菓子抜き3日続きました(笑)。
そして一緒に7日間お菓子抜きにチャレンジしましょう‼
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